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様々なお宅のリフォームに対応可能な「ブラケット一側足場」のご紹介


 

 

足場施工業者は住宅リフォームなどのご相談をいただくと、

建物や周囲の状況を実際に拝見して仮設足場の形状を決定します。

代表的な足場形状の一つにブラケット一側足場というものがありますが、

お聞きになったことがある方は多くないかもしれません。

ここではブラケット一側足場の概要、メリット・デメリットをご紹介します。

リフォームをお考えの方、なんとなく「ブラケット一側足場」という言葉が気になられた方、

ご一読いただけましたら幸いです。

 

ブラケット一側足場の概要

街中でよく目にする大型建物の仮設足場の多くは「二側足場」です。

まず建物外壁を取り囲むように縦横に金属パイプをフレーム上に組み、さらにその外周に同様のフレームを組みます。

その後内外のフレームに作業者通行用の金属板を渡します。

フレームの状態は上から見るとちょうど漢字の「回」のような感じで、内外にフレームがあるので二側足場と呼ばれます。

一方、この内側フレームは組まずに通行用の金属板と外側フレームとをブラケットで固定する足場もあります。

例えばお部屋にあるちょっとした棚板は、下から斜めに添木で固定されていると思いますが、

棚板が金属板で添え木がブラケットに置き換えていただくとイメージされやすいかもしれません。

このような仮設足場は、内側にフレームが無いことから「ブラケット一側足場」と呼ばれます。

 

ブラケット一側足場のメリット

ブラケット一側足場は内側のフレームがない特長を生かして、

お庭が無い・ひさしやバルコニーなどの張り出し部分があるお宅でも対応可能です。

また壁の塗装や防水工事は壁沿いにフレームがないため工数を削減できます。

さらに二側足場に比べて使用部材数が少ないため部材搬入・設置・解体の時間は短くなり、

車道から奥まったお宅で人力での部材搬入となった場合大きな効果を生みます。

 

ブラケット一側足場のデメリット

二側足場とは違い、作業者通行用の金属板は片方でのみ支えていますので、

同時に足場に上がれる作業者数は二側足場に比べ少なくなるところです。

また地盤がゆるいと、足場全体の重量を分散させるために敷板を地面におく必要があります。

これらはお客様のご希望費用・日数次第ではデメリットとなることもあるかもしれませんが、

足場施工業者は代案を含む最良の提案をしますので、手間はかかりますが入念に事前お打ち合わせのうえ、

ご納得いただくことをお勧めします。

 

その他補足

「ブラケット一側足場」「部材」などとネットで検索すると色々な情報が出てきますので、

部材が入手できればご自身で仮設足場を組めるかなと思われる方がいらっしゃるかもしれません。

ですが、足場設置工事・作業は高所作業、玉掛などの各種資格・免許取得者が行わなければなりませんし、

工事管理者の選定・役所への届出・工事内容の掲示(工事現場に垂れ幕のようにぶら下がっている物です)が

必要になることがあります。

これらは法規ですので無視することはできませんし、

何よりご自身のけがや隣家・公共設備の破損事故などがあっては取り返しがつきません。

ちょっとしたリフォーム案件であっても、専門業者にご相談ください。

 

まとめ

簡単ではありますがブラケット一側足場についてご紹介しました。

今後もお住まいのリフォームをお考えのお客様のご参考となれば幸いです。

繋心工業株式会社は常に最適な仮設足場を提案・お見積りいたします。

 

三重県の足場工事は繋心工業株式会社にお任せください。


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