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”チェーン式吊り足場の組み方と作業のポイント”



 

 

「吊り足場」は橋梁工事や大空間建築、プラント工事などで使用される足場です。
通常の足場と異なり、上部から吊り下げられた構造となるのが特徴です。
吊り足場にも様々なタイプがありますが、当記事では「チェーン式」について解説します。

 


【吊りチェーンと親御パイプの設置】

吊り足場の組み方としては、安全設備の設置が肝心になります。
通常はスタンションと親綱が用いられ、およそ10メートル以内の間隔になるよう設置されます。
親綱に作業員の命綱を掛けるので、作業しやすい位置にするのがポイントです。
スタンションが設置できない場合は、チェーン付け孔などを利用することになります。
吊り足場の実際の組み方は、吊りチェーンの取り付けから始まります。
チェーン間隔は1200ミリ程で、足場の高さを想定しながら長さを調整します。
基本的には予め空けられた取付孔に設置しますが、必要に応じて専用クランプを用いて増設します。
吊りチェーンの設置が完了した後は、足場を乗せるパイプをチェーンに架けていきます。
最初に架けるのは親御パイプで、ジョイント部分は自在クランプを使って補強します。
吊り足場の組み方で角パイプを使う場合、長さによってはかなり重量があります。
バランスを崩すと転落や資材の落下につながるものです。
それ故、チェーンに架ける際には十分な注意が必要です。
チェーン架けを二人で行う場合は、声掛けによって相手の動作に合わせることが大事です。

 


【転ばしパイプと足場板の設置】

チェーンに親御パイプを架け終わったら、次に親御パイプの上に転ばしパイプを取り付けます。
転ばしパイプの組み方では、およそ900ミリ程度の間隔にし、場合によってはそれより短くなることもあります。
転ばしパイプは滑りやすいので、取り付けたら直ぐに親御パイプと結束する必要があります。
その際には足場板などを使いながら、作業しやすい態勢を確保します。
転ばしパイプの組み方が済んだら、その上に足場板を敷き詰めていきます。
吊り足場では足場に段差ができないよう、端部を突合せにするのが一般的です。
その際には、端部の跳ね出しを200ミリ以内にするのがポイントです。
それ以上になると、所謂「てんびん」になる危険性があります。
また、足場板を結束する際には、作業員同士の声掛けが大事になります。
結束したかどうかをお互いに確認しながら、エリアごとに作業を完了させるのが重要です。
橋梁などの大規模な工事では、吊り足場自体が大掛かりなものとなります。
足場は本工事の職人が使うものでもあるので、使いやすく安全なものにすることが肝心だと言えます。

 


【吊り足場の安全対策】

吊り足場に足場板を敷き詰めた後は、安全対策を各所に施します。
足場の端部は開口部となっているので、手摺など落下防止対策を施します。
手摺は2段以上とし、必要に応じて巾木を取り付けます。
また、足場自体を揺れにくくするため、一定間隔でつなぎを設置することもあります。
加えて、高速道路等の吊り足場では、隙間から物が落下しないようにすることも大事です。
その為には、足場の下にネットを張ったり、足場自体をシートで覆ったりします。
一通り吊り足場の組み方が整った後は、台風などの風対策を施します。
吊り足場は一度設置すると、場合によっては数か月から数年架かったままとなります。
それ故、日々の点検や定期的な整備が必要になるわけです。

 


【まとめ】

吊り足場は高所作業なので、設置には入念な打ち合わせが必要です。
実際の作業では決められた手順を守り、無理をしないことが肝心です。
また、親綱や命綱を適正に使用する必要があります。
吊り足場の組み立てでは、何よりも転落・墜落事故を防止することが大事です。

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